2012年 08月 12日
写真俳句歳時記 夏 1 |
何となくせわしくて、というのは 言い訳で いろいろがんばりすぎと言われるように、
実のところは、持病の悪化もあるうえに、年々心身ともに鈍ってきて ままならぬということであります。
と、いうわけでこのブログも、なかなか更新もできないでおります。
写真俳句ブログともども日替わりベースの維持はむりなので、写俳は気の向くまま?こちらは月一ペースになりそうです。
写真俳句の楽しみは、撮って・詠んで投稿することで交流出来ることが大きいと思っています。
ここには、私の7月からのいくつか夏の写句をご紹介しますが、コメントは省略していますので、興味のある方は、写俳ブログの過去記事をご覧下さいませ。
では、夏の歳時記ということで、直近の作品から遡って、二回に分けてご紹介します。(ふうこは私の俳号です)
明日は往く別れの夜の遠花火 ふうこ
老いが身に移ろふ影や遠花火 ふうこ 8/11
金めざし組んずほぐれつ暑い秋 ふうこ 8/09
風鈴や風にあそばれ独り言つ ふうこ
風鈴も風待ち侘びて昼寝かな ふうこ 8/06
梟の啼きゐし杜や夏の月 ふうこ
月青し梟も啼くや夏の杜 ふうこ 8/03
梅干せば皺が気になる暑さかな ふうこ
梅干して三日ののちに味見する ふうこ 8/01
魚心あれば応えむ夏の暁 ふうこ 7/28
鬼百合や華のいのちを燃やしけり ふうこ 7/26
生長は見張るばかりや今朝の瓜 ふうこ 7/25
夏日蔭源平武者の潜みおり ふうこ 7/20
竹落ち葉落ち合うところ竹の元 ふうこ 7/19
竹の皮吾も脱いだり恋日記 ふうこ
竹の皮脱ぎ忘れたか背伸びして ふうこ
竹皮や脱いでひそかに身を終える ふうこ 7/18
髪切りの饒舌聞きて眠りけり ふうこ
天牛の声にほだされ放ちたり ふうこ 7/16
名声を競ふ凌霄花かな ふうこ
凌霄や籬を越えて日暮るる ふうこ 7/14
身ひとつを過ちもなくひでりぐさ ふうこ 7/13
遡って7/12以前の写句は 次回に続きます
実のところは、持病の悪化もあるうえに、年々心身ともに鈍ってきて ままならぬということであります。
と、いうわけでこのブログも、なかなか更新もできないでおります。
写真俳句ブログともども日替わりベースの維持はむりなので、写俳は気の向くまま?こちらは月一ペースになりそうです。
写真俳句の楽しみは、撮って・詠んで投稿することで交流出来ることが大きいと思っています。
ここには、私の7月からのいくつか夏の写句をご紹介しますが、コメントは省略していますので、興味のある方は、写俳ブログの過去記事をご覧下さいませ。
では、夏の歳時記ということで、直近の作品から遡って、二回に分けてご紹介します。(ふうこは私の俳号です)
明日は往く別れの夜の遠花火 ふうこ
老いが身に移ろふ影や遠花火 ふうこ 8/11
金めざし組んずほぐれつ暑い秋 ふうこ 8/09
風鈴や風にあそばれ独り言つ ふうこ
風鈴も風待ち侘びて昼寝かな ふうこ 8/06
梟の啼きゐし杜や夏の月 ふうこ
月青し梟も啼くや夏の杜 ふうこ 8/03
梅干せば皺が気になる暑さかな ふうこ
梅干して三日ののちに味見する ふうこ 8/01
魚心あれば応えむ夏の暁 ふうこ 7/28
鬼百合や華のいのちを燃やしけり ふうこ 7/26
生長は見張るばかりや今朝の瓜 ふうこ 7/25
夏日蔭源平武者の潜みおり ふうこ 7/20
竹落ち葉落ち合うところ竹の元 ふうこ 7/19
竹の皮吾も脱いだり恋日記 ふうこ
竹の皮脱ぎ忘れたか背伸びして ふうこ
竹皮や脱いでひそかに身を終える ふうこ 7/18
髪切りの饒舌聞きて眠りけり ふうこ
天牛の声にほだされ放ちたり ふうこ 7/16
名声を競ふ凌霄花かな ふうこ
凌霄や籬を越えて日暮るる ふうこ 7/14
身ひとつを過ちもなくひでりぐさ ふうこ 7/13
遡って7/12以前の写句は 次回に続きます
by kentians
| 2012-08-12 12:35
| 季節・夏