2008年 02月 14日
”みえの20代作家・アートの交差展”を観る |
2月3日から1ヶ月、松阪市文化財センターでタイトルのような催しがあるときき、8日に訪ねた。既に観て来られた方が、ブログなどに投稿されているので、目新しくもないが、私なりの視点で感じた事などを述べておきます。
お知らせを受けた時、出品者の中に、昨年、小さな、しかもユニークな個展をされた女性も含まれていることと、三重出身の20代のさまざまなジャンルの作家14人が、一つの空間を交差する作品展という点に多少の興味を持ってでかけた。
たしかに、絵画など平面の作品あり、立体造形あり、ミクスドメディアなる複数の表現媒体によるものなどの混在する空間を、観る側が自由に観て廻れるという試みは面白いとは思った。
作品は、それぞれ若さもあり、未熟でも個性的で、ユニークさには感心もしたが、レベルを云々する知識を持ち合わせていないから、意見は差し控えたい。ただ、アートを志す人に二種類あって、作品に市場価値を求める人と、商品価値よりも純粋に芸術性を求める人がいる現実で、どちらを向こうが、それぞれの勝手ではあるが、敢えて私見をのべれば、若いうちから前者を意識して創作するのは感心しない。そういう意味で、これら未知の作家が今後どのような道程を経て行くのか興味はある。 数あるなかで「気になった作品」のみ紹介する。
上の「きりんしゃん」1ヶ月の中にどうなるのかな? ↓ 下・二枚の布にメッセージ ↓ こんなのも…
もう一点、あっちへ行き、こっちへ行き、ゆっくり見せて貰っては来たが、何か広い空間に渾然と有るだけで「アートの交差展」 のイメージは、いまいちであったように思われた ことを付け加えておく。
↓ 岡 みどりさんの「あおいもり」
オープニングや週末には彼女のコンテンポラリーダンス が観られたのだそうだが、残念!この余興を通じて、彼女と鑑賞者の交流も盛んだという。 ただ、全体的には、私が訪れた日(或いは時間帯か?)には、関係者が不在であったし、私以外鑑賞者の姿は見かけなかった。1ヶ月というロングランであるから、常駐は難しいのかも知れないし、広い会場を自由に鑑賞出来るのはいいとしても、この企画が、さまざまな表現方法で一つの空間を交差する「アートの交差展」として、作品を通じて「作る側と「見る側」の交流の場となり、繋がりのきっかけとする、と謳っているのだから、作家さん等がいないのは、偶々であったかも知れないが、いささか寂しい気がしたな。
お知らせを受けた時、出品者の中に、昨年、小さな、しかもユニークな個展をされた女性も含まれていることと、三重出身の20代のさまざまなジャンルの作家14人が、一つの空間を交差する作品展という点に多少の興味を持ってでかけた。
たしかに、絵画など平面の作品あり、立体造形あり、ミクスドメディアなる複数の表現媒体によるものなどの混在する空間を、観る側が自由に観て廻れるという試みは面白いとは思った。
作品は、それぞれ若さもあり、未熟でも個性的で、ユニークさには感心もしたが、レベルを云々する知識を持ち合わせていないから、意見は差し控えたい。ただ、アートを志す人に二種類あって、作品に市場価値を求める人と、商品価値よりも純粋に芸術性を求める人がいる現実で、どちらを向こうが、それぞれの勝手ではあるが、敢えて私見をのべれば、若いうちから前者を意識して創作するのは感心しない。そういう意味で、これら未知の作家が今後どのような道程を経て行くのか興味はある。 数あるなかで「気になった作品」のみ紹介する。
上の「きりんしゃん」1ヶ月の中にどうなるのかな?
もう一点、あっちへ行き、こっちへ行き、ゆっくり見せて貰っては来たが、何か広い空間に渾然と有るだけで「アートの交差展」 のイメージは、いまいちであったように思われた ことを付け加えておく。
↓ 岡 みどりさんの「あおいもり」
オープニングや週末には彼女のコンテンポラリーダンス が観られたのだそうだが、残念!この余興を通じて、彼女と鑑賞者の交流も盛んだという。
by kentians
| 2008-02-14 21:49