2010年 08月 10日
花 火 |
脚が不自由になり、夜の外出が億劫になって以来、花火大会見物も遠のいている。せめて知人の送ってくれる画像で好奇心を満たしているが、ちと侘びしいといえば、侘びしい。
窓辺にも 寄らず音だけ 聞いている
大戦まえの子供の頃見た隅田川の花火大会の印象は、まだ色濃く残っているし、若い日に見物した岐阜長良川の全国花火大会での感動は、今も鮮やかに蘇る。
孫達が、お盆に訪ねて来てくれた時の楽しみは、手花火=線香花火だった。
打ち上げも良いが、風情という点では線香花火に勝るものはない。ちりちりと火球が火花を散らし、まもなく華やかな彩りを放つ。やがては、儚く消え、煙と硫黄の匂いだけがあたりに漂う。歓声のあとの静寂。
手花火の 声高くして 消えゆきぬ
手花火の 声高くして 消えゆきぬ
孫達も大きくなって、もう手花火を楽しみに来ることもない。蓮さんではないが、今、線香花火は高齢者向け推奨品かも知れぬ、と、ナットクする。買ってきて、お隣のちびっこでも招き、残暑の宵のひととき、童心にかえるとするか?
蓮さんのブログ「蓮の談話室」で、線香花火の蘊蓄が味わえる。
蓮さんのブログは、こちら→http://www1.ocn.ne.jp/~renzouji/index.html
窓辺にも 寄らず音だけ 聞いている
孫達が、お盆に訪ねて来てくれた時の楽しみは、手花火=線香花火だった。
打ち上げも良いが、風情という点では線香花火に勝るものはない。ちりちりと火球が火花を散らし、まもなく華やかな彩りを放つ。やがては、儚く消え、煙と硫黄の匂いだけがあたりに漂う。歓声のあとの静寂。
手花火の 声高くして 消えゆきぬ
手花火の 声高くして 消えゆきぬ
孫達も大きくなって、もう手花火を楽しみに来ることもない。蓮さんではないが、今、線香花火は高齢者向け推奨品かも知れぬ、と、ナットクする。買ってきて、お隣のちびっこでも招き、残暑の宵のひととき、童心にかえるとするか?
蓮さんのブログ「蓮の談話室」で、線香花火の蘊蓄が味わえる。
蓮さんのブログは、こちら→http://www1.ocn.ne.jp/~renzouji/index.html
by kentians
| 2010-08-10 13:55
| こころの詩