2007年 08月 13日
時空を超えて~ 付知峡に遊ぶ その2 |
私たちの宿泊施設Be Green 日和立は、原生林の中、急斜面に10棟のコテージが点在し、付知町森林組合が管理していて、利用者以外森林へは立ち入り禁止であるので、プライバシーは守られており、のんびり、ゆったりとそれぞれのキャンピング・ライフが楽しめる。
しかも、バス、トイレ付き、炊事場に冷蔵庫からレンジ、炊飯器、食器類、寝具まで完備している。ないのは、テレビ、ラジオ、電話機など。音のする者は花火も手持ち花火以外は禁止、それも9時まで、カラオケも禁止、バーベキューは屋外で9時まで、10時就寝、などと、厳しい規制があって、まさに俗世を忘れさせるに十分な環境である。もっとも、風呂は、車で10分ほど下った付知の街に流し湯の温泉施設があるので、夕方そこへ通う。
日頃忙しい次男坊が、昨年来て気に入ったと言うのも分かった。
( 第2日目 )
朝、5時。息子が連れててきている愛犬マリーン(ラブラドール・リトリバー)の排便のため、出かけるのについて出る。森の中の風の小径をゆく。空気がさわやかで心地よい。すぐ下は付知峡の源流に近い河原。
河原では、元々水が好きなマリーンは、孫と一緒におおはしゃぎだ.
河原では、露出した太いじんから新しい枝が逞しく伸び出ている。自然の神秘、逞しさである。
小径の斜面の岩場のあちこちから、岩清水が湧きでている。
シダや沢あじさいの脇に実生の檜や杉が顔をだしているかと思えば、枯れ木のオブジェも。
孫の悠馬が珍しいモノを見つけた。ニホンカモシカの角である。
午前6時、川向かいの山の端に日がさし始め、明るくなってきた。
今日は、これから滝巡りにいくという。片道4~50分、大丈夫かな?でも、まえの記憶が蘇って来てわくわくする。チャレンジしてみよう。
車で5分ほど下り、岐阜名水50選の一つのある不動滝口より下る。遊歩道が整備されており以前来たときよりは随分歩きやすい感じだ。
付知峡一帯は木曽檜を中心とした豊かな原生林と、御嶽からのいくつもの谷川が寄って清流付知川となり、木曽川に注ぐ。付知川は中部圏五色川唯一の青川とも称せられ、多くの滝とエメラルド・グリーンの淵よりなる渓谷は、別名「男谷」とも言われる。みどりの山やまよし、清流の風情よし、何よりも清涼な空気がよい。まさに、山紫水明の別天地である。
さて、まず「不動滝」をめざす。観光客の他に夏休みのため地元の中学生達がきている。狭い小径で行き交うときなど、杖を頼りの覚束ない足で一歩一歩下ってくる私に気を遣って、狭い登り道で待っていてくれる。うれしいことである。
それに一人ひとりが「大声で「こんにちわ」「こんにちわ」と声を掛けてくれる。街では見られないことだ。日常がこうなのであろう。彼、彼女らから元気を貰って進む。滝が見えて来た
下流で暗殺された智正和尚のけさの束が渓流を遡り、渦巻いていたという伝説の「不動滝」、「お不動さん」が祀られてある。かなり、足場が悪く、まともには写真は撮れない。カメラをt突きだして勘で撮ったらこの始末だ。
滝のしぶきに、虹が架かっている
続いて目指したのが、「仙樽滝」。ふたつの吊り橋を渡って行くが、高所恐怖症の向きには、滝の上に架かる吊り橋はちょっと無理だろう。いずれも渡れるのは一度に2人。
吊り橋を避けてゆく迂回路もある。吊り橋の辺りからは道らしきものはない。ごろごろの不安定な大岩の上をゆく。この滝は滝口近くまで行けるのがよい。この日は水量もやや少なめか、飛瀑の水煙が霞む程ではなかったが、それでも自然のミストは清々しい気分にさせる。
滝の周辺では、清らかな空気の流れ、ひんやりとした天然のミストとマイナス・イオンがいっぱいで、離れがたい。
(第2日目 夜の部は次回を見てね。
しかも、バス、トイレ付き、炊事場に冷蔵庫からレンジ、炊飯器、食器類、寝具まで完備している。ないのは、テレビ、ラジオ、電話機など。音のする者は花火も手持ち花火以外は禁止、それも9時まで、カラオケも禁止、バーベキューは屋外で9時まで、10時就寝、などと、厳しい規制があって、まさに俗世を忘れさせるに十分な環境である。もっとも、風呂は、車で10分ほど下った付知の街に流し湯の温泉施設があるので、夕方そこへ通う。
日頃忙しい次男坊が、昨年来て気に入ったと言うのも分かった。
( 第2日目 )
朝、5時。息子が連れててきている愛犬マリーン(ラブラドール・リトリバー)の排便のため、出かけるのについて出る。森の中の風の小径をゆく。空気がさわやかで心地よい。すぐ下は付知峡の源流に近い河原。
河原では、元々水が好きなマリーンは、孫と一緒におおはしゃぎだ.
河原では、露出した太いじんから新しい枝が逞しく伸び出ている。自然の神秘、逞しさである。
小径の斜面の岩場のあちこちから、岩清水が湧きでている。
シダや沢あじさいの脇に実生の檜や杉が顔をだしているかと思えば、枯れ木のオブジェも。
孫の悠馬が珍しいモノを見つけた。ニホンカモシカの角である。
午前6時、川向かいの山の端に日がさし始め、明るくなってきた。
今日は、これから滝巡りにいくという。片道4~50分、大丈夫かな?でも、まえの記憶が蘇って来てわくわくする。チャレンジしてみよう。
車で5分ほど下り、岐阜名水50選の一つのある不動滝口より下る。遊歩道が整備されており以前来たときよりは随分歩きやすい感じだ。
付知峡一帯は木曽檜を中心とした豊かな原生林と、御嶽からのいくつもの谷川が寄って清流付知川となり、木曽川に注ぐ。付知川は中部圏五色川唯一の青川とも称せられ、多くの滝とエメラルド・グリーンの淵よりなる渓谷は、別名「男谷」とも言われる。みどりの山やまよし、清流の風情よし、何よりも清涼な空気がよい。まさに、山紫水明の別天地である。
さて、まず「不動滝」をめざす。観光客の他に夏休みのため地元の中学生達がきている。狭い小径で行き交うときなど、杖を頼りの覚束ない足で一歩一歩下ってくる私に気を遣って、狭い登り道で待っていてくれる。うれしいことである。
それに一人ひとりが「大声で「こんにちわ」「こんにちわ」と声を掛けてくれる。街では見られないことだ。日常がこうなのであろう。彼、彼女らから元気を貰って進む。滝が見えて来た
下流で暗殺された智正和尚のけさの束が渓流を遡り、渦巻いていたという伝説の「不動滝」、「お不動さん」が祀られてある。かなり、足場が悪く、まともには写真は撮れない。カメラをt突きだして勘で撮ったらこの始末だ。
滝のしぶきに、虹が架かっている
続いて目指したのが、「仙樽滝」。ふたつの吊り橋を渡って行くが、高所恐怖症の向きには、滝の上に架かる吊り橋はちょっと無理だろう。いずれも渡れるのは一度に2人。
吊り橋を避けてゆく迂回路もある。吊り橋の辺りからは道らしきものはない。ごろごろの不安定な大岩の上をゆく。この滝は滝口近くまで行けるのがよい。この日は水量もやや少なめか、飛瀑の水煙が霞む程ではなかったが、それでも自然のミストは清々しい気分にさせる。
滝の周辺では、清らかな空気の流れ、ひんやりとした天然のミストとマイナス・イオンがいっぱいで、離れがたい。
(第2日目 夜の部は次回を見てね。
by kentians
| 2007-08-13 20:46
| くらし